プロフィール

池村仙山 (Ikemura Sensan)
悟りを求める求道作家。
日々の暮らしの中で
「こだわる」ことが生き甲斐。
幼少期から20代後半までは人生が上手くいかなかった。
その原因は、30歳から本格的に始めた
瞑想によって、自らの「思考習慣、考え方の癖」にあることを知る。
瞑想中に行っている
"自覚意識を保って無心になる" という
その実践は、瞑想中のみならず
"起きている間中" なるべく常にトライするようになった。
その "無心の効能" は明らかに人生を
好転させ、30代に入ってからは
"自らのアイデンティティ" に自信が
持てるようになり、それら一つ一つの
"こだわった選択" は世間でも "良きもの" として評価されるようになった。
32歳で東京に戻ってきた時点で荷物は
鞄に一つ、むしろマイナスの荷物の方が多く借金は240万円もあった。
そんな状態で32歳から初めた
ハウスクリーニングの仕事でも
"無心の効能"は存分に発揮された。
アルバイトから始めて2年後には独立、
会社を起こし、従業員は最大10名に
までなった。
40歳になって過労が原因で体調を
崩すまで、仕事は右肩上がりで成長を
続け、自慢したい訳ではないが、
私の知る限り、私の周囲には私ほどの
どん底からの成り上がった成功者は
いなかった。
ドロップアウトしたことを機に、
長年の憧れであった禅宗臨済派の
門を叩く。一般修行者を受け入れて
くれる数少ない禅道場であるそのお寺の
老師 (住職) は、臨済宗妙心寺派最古参
の全日本仏教協会会長職も務めた
妙心寺派最重要人物であった。
その半年間で憧れの "悟り意識" に
到達することは出来なかったが、
それ以前と今では明らかに生活習慣が
変わった。特に食事に対するこだわりは
強くなった。
「いつか自分にしか出来ない
仕事がしたい」
と夢見た作家業は、瞑想を始めた27歳頃
からの願望であった。
"一つ一つの物事を注意深く観察して、
琴線に触れた瞬間を選ぶ" という
これまでの実践は、今や作家業としての
一言一句にこだわることに向けられて
いる。
そして一つ一つの選択にこだわる
そのスケールを、今度は毎瞬毎瞬、
意識的に選択することにより、
田舎でのシンプルな生活で聖者となるべく
日々オーガニック生活に励むのである。
→池村仙山が推す「こだわり」とは?